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感染拡大続く北海道、新たにクラスター5か所…旭川市は専門家10人の派遣要請 - 読売新聞

 北海道内では30日、新型コロナウイルスの感染者が新たに151人確認され、2日連続で200人を下回った。このうち札幌市は88人で、5日ぶりに100人を切った。しかし、新たなクラスター(感染集団)が道内5か所で認定されるなど、感染はなお拡大している。また、感染者5人の死亡も確認された。

 札幌市保健所によると、市内で新たなクラスターが3か所で発生。有料老人ホームで入所者8人、職員2人の計10人、通所介護事業所で職員3人、利用者2人の計5人、医療機関で患者3人、職員2人の計5人の感染が判明した。

 また、千歳市の障害者支援施設で入所者3人、職員2人の計5人、倶知安町の倶知安厚生病院で入院患者5人、職員1人の計6人の感染が確認され、それぞれクラスターと認定された。

 すでに発生しているクラスターでは慶友会吉田病院(旭川市)で感染者が5人増えて計155人に、旭川厚生病院(同)で11人増えて計140人になった。

 西川将人市長は30日の記者会見で、両病院での感染拡大に対応するため、道に対し、厚生労働省や国立感染症研究所などの感染症の専門家10人の派遣を要請したことを明らかにした。市保健所については、保健師が感染者の追跡調査に専念できるよう、今週中にも他部署から職員を配置し、70人態勢に倍増する。

 西川市長は「一刻も早くクラスターを収束させ、市内の医療提供体制の安定的な維持を図る」と述べた。

       ◇

 道教育庁日高教育局は30日、静内農高で生徒1人の新型コロナウイルス感染が判明したため、同校を同日から当分の間、臨時休校すると発表した。

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