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“10年に一度の低温”水道管凍結や車立往生リスクも 注意点は - nhk.or.jp

Q.具体的にどんな危険があるの?
A.JAFでは、過去にブラックアイスバーンに関する実験を実施しています。スタッドレスタイヤを装着した車が時速40キロで急ブレーキをかけた際に、停止するまでの距離を比べました。その結果です。
□通常のぬれた路面…11メートル
□雪が積もった圧雪路面…20.2メートル
□ブラックアイスバーンの路面…69.5メートル
□凍結した氷盤路面(アイスバーン)…84.1メートル
スケートリンクのようになる氷盤路面が最も長くなりましたが、ブラックアイスバーンも通常のぬれた路面の6倍以上になりました。JAFでは、スタッドレスタイヤを装着していても、すぐに止まれるわけではないため過信は禁物だとしています。

Q.どんな場所で発生するの?運転する際の注意点は?
A.
【場所】橋の上やトンネルの出入り口など、気温が低くなりやすい場所や、風が通りやすい場所、日陰で発生しやすくなります。
【時間帯】路面が見えにくく気温が下がる夜間や早朝は特に、ぬれた路面とブラックアイスバーンの路面を見分けるのは難しいため、路面が凍っていることを念頭に置いた慎重な運転が必要です。
【運転時】また、ブレーキをかけてから止まるまでの距離が長くなるので、事故を防ぐためにも車間距離に余裕をもつこと、コントロールが効かなくなる「急発進」「急停止」「急ハンドル」といった『急』のつく動作はしないといったことが重要です。

Q.それでも、もし運転中にブラックアイスバーンの路面で滑り始めてしまったら、どうしたらいい?
A.JAFでは、急ハンドルを切っても思いどおりの方向には進まず、急ブレーキを踏んでもすぐには止まらないとして、落ち着いてエンジンブレーキを掛けるなど、徐々にスピードを落とすような動作が必要だとしています。

Q.あすからの寒気、どういった対策が必要?
A.JAFでは、不要不急の外出を避けることがポイントだとしています。都心部や雪に慣れていない地域では路面の凍結が予想されるため、冬用タイヤでない場合は、急ぎの用事でないかぎり外出を控えることを呼びかけています。また寒さによりバッテリーが上がってしまうことにも注意が必要です。

Q.雪が降る地域の注意点は?
A.大雪やホワイトアウトなどによる立往生が予想されます。どうしても車の運転が必要な場合は、備えや注意点として以下のものがあげられます。
□冬用タイヤだけでなく、チェーンも準備する。
□立往生に巻きこまれても車内で過ごせる装備を積む。
(防寒具や簡易トイレ、食料、モバイルバッテリー、スコップなど)
□時間にゆとりを持ち、広い幹線道路を選んで走る。
(抜け道として使いがちな細い道は除雪されておらず立往生の可能性も)
□立往生の際は一酸化炭素中毒に注意。
(排気ガスが車内に入らないよう、周辺の除雪が必要)

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