強い寒気と冬型の気圧配置の影響による大雪のため、岐阜県関ケ原町の名神高速道路関ケ原インターチェンジ(IC)付近で発生した車両の立ち往生は25日早朝、上下線ともに19時間ぶりに解消した。関ケ原町内で名神高速と並走する国道21号で起きていた車の滞留も、24日深夜から25日早朝にかけて解消した。
25日午前9時の時点で、岐阜羽島IC―栗東湖南IC(滋賀県栗東市)間の上下線と国道21号の通行止めは、解除の見通しが立っていない。
中日本高速道路によると、名神高速道路の立ち往生は24日午前9時ごろ発生。関ケ原ICから西に2キロの下り線で、大型トレーラー2台がタイヤが空転して動けなくなるスタック状態になり車線をふさいだ。午後2時の時点で車列は最長の6・6キロに達し、約500台が滞留した。
上りでも関ケ原IC付近でワゴン車1台がスタックし、5・5キロにわたり約270台が動けなくなった。上りは25日午前0時ごろ、下りは午前4時ごろに解消した。
国道21号は24日正午から岐阜県垂井町綾戸口交差点から滋賀県米原市までが通行止めとなった。岐阜国道事務所は広域迂回(うかい)を呼びかけ、全線で除雪を続けたが、渋滞は深夜まで続いた。
関ケ原ICに近い国道365号でも24日、大型トラックなど複数台がスタック。立ち往生が発生し、ドライバーは車内で一晩過ごすことを余儀なくされた。
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